ギネス記録として認定された世界最大の木造コンサートホールが山形県にあります。
シェルター南陽ホール(南陽文化会館)
同会館はギネス世界登録認定ガイドラインにおける条件のひとつ「座席数1,403席であること」を満たしたメインホールを有しており、構造には山形市のメーカー「シェルター」の木質耐火部材「COOL WOOD」が使用されている。「COOL WOOD」は核となる木材を石膏ボードで囲み、外側をさらに木材で覆っており、火災時に長時間にわたって消火活動ができない状況でも自然に鎮火する。
出典:KENCHIKU
ギネス世界記録に登録されている日本の木造建築物は奈良県の法隆寺とこのシェルター南陽ホールの2つだけである。
南陽の森からとれたスギ材を積極的に活用した国内最先端の耐火木造技術を取り入れた集成材を採用しています。主要構造部(柱・はり)を耐火構造でつくることで、火災等の災害においても建物が倒壊せずに自立し続けられる性能を持った木造軸工法による耐火建築物です。一般的に鉄筋コンクリート造の文化会館が多い中にあって、日本初となる大型木造耐火の本施設は、全国から注目を集めています。
出典:シェルター南陽ホール公式
山形県にこんな素敵なホールがあったなんて。
ホール概要
名称:シェルター南陽ホール(南陽市文化会館)
大ホール:1403席
所在地: 〒999-2232 山形県南陽市三間通430−2
合わせて読みたい
吹奏楽関係者から悲しみのツイートが広がる。吹奏楽の聖地「普門館」解体