ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるエルンスト・オッテンザマー氏(62)が急性心不全の為、2017年7月22日に逝去した。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の声明
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、大きな落胆と悲しみを感じています。
当団の主力メンバーであるエルンスト・オッテンザマーの突然の死をここに発表します。
エルンスト・オッテンザマーは急性心不全で2017年7月22日に逝去しました。私たち団員一同、突然の死を深く悲しんでいます。
エルンスト・オッテンザマー(Ernst Ottensamer)は、1955年にオーストリアで生まれ、ウィーン音楽大学やパフォーミングアーツでクラリネットを学びました。1979年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、1983年以降はウィーンフィルの首席クラリネット奏者として芸術的な功績を残しています。彼は1986年からウィーン音楽大学で教鞭を執り、2000年に教授に就任しました。
彼の逝去はファンの皆様と同じく我々メンバー達にも深いダメージを与えました。彼の死去というこの受け入れがたい出来事をきっかけに我々は今まで以上に家族の様に一致団結して乗り越えていきます。
出典;SlippeDisc
ネットの反応
今ではウィーンフィル、ベルリンフィルの天才息子たちが有名になってますが、オッテンザマー父のモーツァルトで当時高校生だった私はクラリネットにウィーン系という暖かく柔らかい音色の世界があるのを知り衝撃を受けたものです。シュポーアのコンチェルトの録音も大好きでした。ご冥福お祈りします。 https://t.co/3uGF2koR52
— 小松丈 (@JOKOMATSU) 2017年7月23日
えぇぇぇーっっっ!!!オッテンザマーさんが!?私にとって世界一のクラリネット奏者…母校に指導にも来ていただき、そのクラリネットの音色には衝撃を受けたものです…去年のウィーンフィル久留米公演では元気なお姿を拝見したのに…言葉もありません…ご冥福をお祈りいたします…
— 近藤 菜穂子 (@konkon_nao316) 2017年7月23日
オッテンザマーさんの訃報、信じたくありません。ステージで師匠らとじゃれあってるようなこの団体が好きでたまりません。帰って再び聴きます。https://t.co/EN5VRKgBBg
— Masashi Korai 高麗正史 (@18271969) 2017年7月23日
オッテンザマー62歳だったのか…まじか…
— kawaロjun (@zunkawa) 2017年7月23日
オッテンザマー(父)の訃報がじわじわ・・やっぱり聴きたいもんは聴いておかんとあかんのやね(´・ω・`) でもさ、まだまだって思うやん!62歳だよ??
— ゆりもぐ (@yurimogu) 2017年7月23日
クラリネットのオッテンザマー氏(父)が急逝とのニュース。残念でなりません。ウィーンフィル公演のシューベルト交響曲2番、第二楽章のクラリネットの音に涙したのを思い出します。まだ62歳だったのに…
— Mio (@sgw_300) 2017年7月23日
ウィーンフィルのオッテンザマーさん亡くなったらしい…
マジか…
ショック…— たつやですしね (@akira_rvf) 2017年7月23日
私たちもコンサートを聴きにヨーロッパ旅行の日程を組んで年に数回行く大ファンでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
クラーボ編集部一同
出典:SlippeDisc