ロシアンバスーンは18世紀の終わりの極短い期間にヨーロッパで使われていた金管楽器である。一般的に材質はファゴットと同じ楓が使われているが、リード楽器では無く唇を振動させて音を出す金管楽器である。
19世紀前半のドラゴンベルを持つ楽器「ビュサン」ロシアンバスーン
ビュサンと同じように塗装されたドラゴンヘッドベルが特徴となっている。過去プロイセン軍でも使用されていた為、ドイツ北部からポーランド西部地域ではプロイセンバスホーンとも呼ばれている。
バスーンという名前ではあるがファゴットではなく、6つのトーンホールとレジスターキーを持つ金管楽器である。
一般的なロシアンバスーンは下記の様に本体を4分割出来る構造になっている。
音域はこんな感じ。
動画
出典:oscarabella