クラリネットスワブを愛するスワブマスターの皆様、大変お待たせ致しました。
皆様のご要望にお応えしてスワブの魅力を全国に普及すべくこの記事を書きます。
スワブマスターの皆様も、スワブにそれ程興味が無い皆様も、お時間の許す限りどうか最後までお読み下さいますようお願い致します。
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目次
クラリネット奏者スワブアンケートの結果報告
まず初めにクラリネット奏者がスワブに対して普段どう考えているのかアンケートを取らせて頂きました。
学生、アマ、プロ合計100名超の皆様にアンケートのご協力を頂き大変感謝しております。
早速アンケート結果の発表をさせていただきます。この記事を読んでいる中にはスーパースワブマスターの方もいらっしゃると思いますので一応アンケート時期は12月だという事を付け加えてお伝えしておきます。
問1、あなたはクラリネットのスワブを愛していますか?
何と悲しい事でしょう。スワブマスターの皆様、アンケートの実態はこのザマです。我々のスワブを愛する思いは全国のクラリネット奏者に全く伝わっておりません。力を合わせてスワブの大切さを広めましょう!
問2、あなたが3時間練習する場合、どれくらいの頻度でスワブを通しますか?
休憩前と練習後のみの合計で67%もいるじゃありませんか!スワブを愛する皆様、この結果許せますか?
もっと頻繁にスワブを通してください!スワブは片付けの為の道具ではありません!
練習中でも合奏中でも本番中でも、いいタイミングがあればスワブを通してください。(必ず慌てずゆっくりと)これはスワブを愛する者からのお願いです。指導に行った学校で、練習中や合奏中にスワブを通すと先輩に怒られるという謎の習慣の学校がありました。
スワブを通す事は質の高い練習や良い演奏をする上でとてもとても大切な事なので、遠慮せずどんどんスワブを通してください。
- スワブを全然通さない=初心者
- スワブをこまめに通す=上級者
これはセオリーです。実際このアンケートでもプロ寄りの方は例外なく15分に1回以上という結果で、逆に初心者に近い程スワブを通すのは休憩前や片付けの時のみという回答でした。
問3、スワブを買い替える頻度は?
お~い!!
毎日練習するのであれば年に1回は買い替えてください。これはスワブを愛する者からの切実なお願いです。
古くなってグリスやオイルを吸ってしまったスワブは水分を十分に吸収する事が出来ません。スワブが水分を弾いていたらとっくに買い替え時です!
スワブってどれくらいの頻度で買い換えるんだろう。今日洗濯したあと使ったら水染みこまなくなった。寒くて指回らなかったし同じ所繰り返してたらあっという間にタイムリミット。
— すたすた (@sutannex) November 13, 2013
ネットに入れて洗濯機で洗うと若干は回復しますが、スワブ自体そんなに高価な物ではありませんのでぜひ常に清潔で新しい吸水力が高いスワブを使ってあげてください。
問4、スワブを通すスピードは?
新幹線はマジでやめてください。スワブと楽器が泣いています。出来るだけゆっくりと、トーンホールの内側を優しく撫でるように心を込めてゆっくりと通してください。でもそのスワブが古くてグリスや油を吸ってるスワブだと吸水効果が薄いのです。
まとめ
スワブはこまめに通しましょう。トーンホールから水滴が垂れる前に通すべきです。必ず水分を吸収させる意識を持ちながら優しくゆっくりと通してください。
そしてグリスやオイルを吸って吸水力が落ちたスワブは使わない事。早急に買い替えてください。金銭的に買い替える事が難しい場合は、とりあえずネットに入れて洗濯機で洗うor温めのお湯で洗面器等に浸けて手洗いでキレイに洗って乾かしてください。
それでも吸水力が回復しなければ買い替えましょう。
スワブを長持ちさせるには、コルクなどグリスが付いた面をスワブで拭かない事。さらっと書きましたがこれはとても重要なポイントです。
スワブを信じる者は救われる。スワブの余韻に浸りながらグラス片手にスワブを感じる。満ち足りたスワブの想いを感じながら眠れる事が出来ればあなたも立派なスワブマスターです。