ワイングラスに水を入れてその水量でドレミの音階を作るグラスハープ。そんなグラスハープの達人と言われているペトル・スパティナ氏の演奏をご紹介します。
グラスハープでラ・カンパネラ♪
ワイングラスが身体の一部みたいになっていますね。ピアノでも超大変なのに一体どれだけ修行を積めばこんな事が出来るのでしょうか。
和音、跳躍などをはじめ、非常に複雑で特殊な技術を要し、演奏者には完成された極めて高度な技術を要求する。
グラスハープについて
グラスの縁を指でこすって音を発することで楽器として使用するものである。口径・腰径の異なる複数のグラスを大きさ順に並べるが、様々な作品を演奏できるように十二平均律の半音階を網羅して並べ、基本的には、水で濡らした指先をガラスの縁に触れさせる摩擦によって、共鳴するガラスからの音で音楽を奏する。
手が水で濡れていないと、指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏中も常に水で濡らす必要がある。ガラスが汚れると効果が薄らぐため、蒸留水を用いる。指に、脂分をはじめとする汚れがあると、やはり指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏前はアルコールや石鹸などで汚れを落とす必要がある。
引用:Wikipedia
グラスハープ奏者ペトル・スパティナ
ペトル・スパティナ(Petr Spatina)はチェコ共和国で農家の息子として生まれました。彼は幼い頃から音楽に興味を示しアコーディオンとピアノを習い始めました。その後20歳の頃にGlass Harpと出会いました。
彼の奏でる音楽は音がワイングラスから出ているとは信じられないほど妖艶です。彼が演奏しているときは誰もが理解不能で不思議な、ほとんど非現実的な雰囲気を感じることが出来るでしょう。
Skoda Superb Spot(2010)出演をきっかけにヨーロッパのTVで放送され一躍大スターとなりました。2012年1月には、ジョナサン・ロス・ショー(英国ジョナサン・ロス・ショー)に招待されイギリス中を騒がせました。