超一流金管奏者がコントをしながらアンサンブルをするムノツィルブラス。超面白いです。ぜひ動画をご覧ください。
ムノツィルブラスとは
1993年頃、オーストリア各地から音楽の勉強を志しウィーン音楽大学に通っていた7人が、居酒屋「ムノツィル・イン」で意気投合!
夜な夜な即興のジャムセッションを披露したのが「ムノツィル・ブラス」の始まりです。
完璧なアンサンブルと唯一無二のエンターテイメントで見る人を熱狂の渦に巻き込み、 いまや会場が居酒屋からコンサートホールに移り、世界中で年間120回を超えるショーを開くまでになりました。
トランペット3名、トロンボーン3名、チューバ1名の金管7重奏。 くせ者揃いのメンバーは全て、世界を代表する演奏家ばかり。圧倒的な演奏テクニックを自在に扱い、ジャズ、クラシック、オペラ、ミュージカル、そしてお笑い・・・。
ムノツィルの手にかかればそんな既成のボーダーなど一切不要。
すべてを組み合わせた奇跡のエンターテインメントを生み出しています。出典:フォスターミュージック
やっぱり歌も楽器も超上手い!
コントや歌を盛り込んだアンサンブルでどの演奏もめちゃくちゃ面白いです!!
フィレンツェのマーチ
この動画は2分15秒あたりからコントが始まります。
ボヘミアンラプソディー
歌が上手すぎて笑えてきます笑
メンバー紹介
トーマス・ガンシュ(トランペット) Thomas Gansch (Tp)
ムノツィル・ブラス創立メンバーのひとり。1993年の創立時、トーマスはたったの17歳、でありながらその実力はウィーン国立歌劇場管弦楽団で演奏するほどの確かなもの。ところがトーマスはやがてジャズへとのめり込み、今ではオーストリア随一の万能トランペッターとなる。ロベルト・ローター(トランペット) Robert Rother (Tp)
ドナウ川沿い、トーマスと同じメルクの生まれ。道理でふたりとも幼い頃からポルカ、ワルツ、マーチに精通しているわけだ。このオーストリアの伝統音楽を熱く厳しくふたりに授けたのは著名な指揮者だったトーマスの父親。ムノツィル・ブラス初期の頃からレパートリーの要である。ローマン・リンドベルガー(トランペット) Roman Rindberger (Tp)
ローマンもまた、音楽一家の生まれ。早くから父親と二人の兄弟と共にオーストリア伝統の音楽を奏で、親しんできた。そんな民族音楽のイベントで、この家族はたびたびゲアハルトの家族と出くわすことになる。というのも、ゲアハルトが住んでいたのはごく近所の村だったから。レオンハルト・パウル(トロンボーン) Leonhard Paul (Tb)
ウィーン近郊メードリング出身。ほかのメンバーと違い、家族の中で唯一初めての音楽家となる。ただし叔父は画家で、ウィーンの立派な家には必ず彼の絵が飾ってあるほどの著名な存在。ゲアハルト・フュッスル(トロンボーン) Gerhard Fussl(Tb)
ローマン・リンドベルガー家とほとんど隣で生まれ育つ。おかげで、幼少の頃から父親と共にブラス音楽に大いに親しんで育つ。
ゾルタン・キス(トロンボーン) Zoltan Kiss (Tb)
ひとつだけ確かなことは、ゾルタンはオースリアの伝統音楽にはまったく馴染みなく育ったこと。なぜなら彼はハンガリー、ブダペスト生まれだから。ポーランドへの道すがら、ゾルタンはウィーンに立寄り、我々に出会う。以来、クワドリンガル(四カ国語で吹く)トロンボーン奏者として大活躍。
ヴィルフリート・ブランドシュテッター(テューバ) Wilfried Brandstotter (Tub)
ヴィルフリートの華麗なる音楽歴はリコーダーから始まった。やがて少年合唱団に加わり、更にはヴァイオリン、トランペットへの変遷を経て、ついにテューバを手にしてから心の平安を手に入れることとなる。スピードが早い、遅いなどということはヴィルフリートには関係ない。出典:プロアルテムジケ