1箱のリードに秘められた価値【選び方と育て方】クラリネット編

ABOUTこの記事をかいた人

クラーボ編集部

クラーボ編集部

楽器が大好きなメンバーが集まるクラーボ編集部です。楽器奏者の皆様に向けて、新鮮な情報やワクワクする情報をお届けしています。 お問い合わせはこちらからお願いします。
スポンサーリンク

普段どうやってリードを選んでいますか?

初心者の方は特に「1箱買っても使えるリードが1枚か2枚ぐらいしかなかった。」と言う声が非常に多いです。どうしてでしょうか?

リードを買っても当たりが全然ない・・・

いつも同じリードばかり使ってしまいすぐダメになる・・・

そんなお悩みをお持ちの方へリードの正しい選び方と正しい育て方について書きます。

リード選びで初心者がしくじりがちなポイント

まず初心者の方が失敗しがちな例をいくつか挙げます。

そもそも自分に合っていない硬さのリードを買っている。自分のセッティングに合っていない硬さのリードを買っている人が非常に多いです。学生なら先輩同級生後輩と色々吹き比べてみて一番合うバランスを見つけてみてください。リードの銘柄によって柔らかさ、硬さはまちまちです。マウスピースによって合うリードは全く変わってきますので注意しましょう。

画像引用:リコ公式カタログ

毎日毎日同じ1枚のリードで練習しているので同じリードしか吹けなくなっている初心者の学生さん、同じリードを表面が真っ黒になるまで毎日毎日使い込んでませんか?リードは使い込み過ぎて古くなるとどんどん反応が悪くなって柔軟性が低下していきます。古いボロボロのリードでいつも練習していると、次に新しいリードを開けた時に新品の柔軟性や響き方に身体が対応出来ずに、どのリードを吹いてもしっくり来ないかもしれませんよ。

画像引用:LINEQUnknown

良いリードを見つけたらそのリードばかり使うのですぐ消耗してしまう。良いリードを見つけたらガンガン使いたくなる気持ちはわかります。しかし、新品で箱から出たばかりのリードをガンガン吹き込んでしまうと一気に消耗してしまいます。新しいリードは毎日数分ずつしか吹かずに徐々に慣らしていきましょう。後の項目で詳しく書きます。

マウスピースの先端が消耗していてリードが上手く鳴らない。中学生や高校生はこのケースめちゃくちゃ多いです。マウスピースの先端が丸く削れている場合はすぐに買い替えましょう。わからない時は新しいマウスピースと比べてみるか先生や詳しい先輩に聞いてくださいね。

スポンサーリンク  

リードの育て方とは?焦らずじっくり仕込みましょう。

先ほど少し書きましたが、新品のリードをガンガン使うとすぐにダメになってしまいます。

ご存知の通り、リードは葦という植物です。生き物ですので特に新品のうちは優しく接してください。

新品の状態で気を付けるべきポイントをご紹介します。

絶対に吹きすぎない事。新しいリードは栄養の通り道の管が沢山開いています。そこから水分が一気に染み込んであっという間にへたります。少し吹いただけですぐ半透明というか明らかに水分が染み込んだのがわかりますよね。数分から毎日少しずつ慣らしてじっくりじっくり育ててくださいね。繊維の管が潰れてくるまで焦ってはいけません。

新しいリードは高音域の練習には使わないようにしましょう。高い音域の時、リードは物凄いスピードで振動しています。リードにコシが出て抵抗感や反応の感覚が安定してくる時期までなるべく高音域の練習には使わない方が賢明だと思います。

リードケースを買いましょう。リードは生き物です。吹いた後は必ず平らなケースで大切に保管しましょう。

[s_ad]

多くのプロ奏者がやっているリードの育て方

プロ奏者はリードケースを複数個持っています。1つは本番や練習で使うリードケース。他は新品を仕込んで育てているリードケースという感じです。

1箱開けたらとりあえず10枚共吹いてみて裏に鉛筆で印を付けます。新品開けたてのリードでは5分も吹かないです。◎とか〇とか□とかマイルールで書きます。明らかに基準からはみ出ているリード以外は一旦リードケースに保管されます。翌日以降もも同じことをします。開けたての新品リードは全く安定していないので、印を書くのは数日経ってからという方もいます。少しずつ吹く時間を延ばしていき、ある程度弾力や抵抗感がしっくり来たら練習で使い始めます。

もしプロ奏者が真面目に練習している光景をみる機会があれば、1時間で何回リード変えたか数えてみてください。きっと楽しいですよ。

スポンサーリンク スポンサーリンク