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霊長類最強のレスリング吉田沙保里選手がサックスに挑戦!!

レスリングの吉田沙保里選手が1月30日、ヤマハ銀座コンサートサロンで開催された記者発表会に出席し、サックス演奏を披露した。

吉田沙保里選手がサックスに挑戦

 レスリングの吉田沙保里選手(35)が30日、東京・ヤマハ銀座コンサートサロンでおこなわれた『ヤマハ大人の音楽レッスン』記者発表会に出席した。「音楽と体育の成績は5でした」という吉田はこのなかで、人生初のサックス演奏に挑戦。立派な音を奏でて報道陣を驚かせた。その後の囲み取材で「今年こそは『良い人ができました』と報告できたら良いですけどね」としたが、好きな人は「いません」と答えていた。さらに平昌五輪の選手に向けてサックスでエールを送る場面もあった。

『ヤマハ大人の音楽レッスン』は、これから楽器を始めたい、あるいはかつて演奏をしていた、仕事帰りや昼間などの空いた時間に習いたい、などのニーズに応える音楽レッスンプログラム。ヤマハの調査結果によると、20歳から64歳までの現在楽器を演奏していない層の3割が「機会があればぜひやりたい」と回答したという。ヤマハ側は、規模としておよそ1500万人というこの層に、楽器の本質的な楽しさと豊かさをアピールして演奏人口の拡大につなげたい狙いがあるそうだ。

吉田はきれいめなハットがポイントだという、モノトーンのシック衣装で登場し、挨拶した。新年は「年末年始はハワイで過ごしました」とし、戌年で年女である事については「良い事があるように、色々とハッピーな年にしたいです」と述べた。

さらに吉田には「楽器に挑戦したい」という気持ちがあったという。それが実る形で今回サックスのレッスン企画が決定した。音楽については「小さい時から音楽と体育が得意でした。楽器が好きで、音楽集会では木琴をやったり、ピアノも好きでした」と振り返る。また「ピアノを習いたいと父親に言ったら『ピアノを弾けても強くならん』と言われて習わせてもらえなかったんです」と話して、笑いを取っていた。

人生初のサックスに挑戦した吉田沙保里(撮影=小池直也)

続いて、吉田が実際にサックスに挑戦。「難しいんじゃないですかね」と緊張する様子も見せたが、講師の模範演奏後には「もう良いですか?」と吹きたくてたまらなそうな表情になっていた。息を吹き込んでみると、見事に音が出て、会場には拍手が。吉田は今後も『ヤマハ大人の音楽レッスン』で練習を続けるという。

その後、吉田はサックスが吹ける様になったら「レスリングの後輩に自慢したいですね。レスリング以外にもできることを証明したい」と話した。さらに「目標や夢があると楽しいと思います。もし今目標などがない方は音楽とかに興味を持って頂けると良いと思います」と夢見る事の大切さをメッセージした。

吉田は発表会が終了してから、報道陣向けの囲み取材にも応じた。改めて今回のサックス初挑戦について「初めてやらせて頂いて、音は出たのでまあまあ良かったかなと。これから練習してどうなるかなと楽しみです」と感想を話す。サックスの事を「大きな金メダル」と例える場面も。

また吉田は「水泳やそろばんや習字は(習い事として)やってましたけど、音楽は初めてです」、「音楽と体育の成績は5でした」と明かした。やってみたい曲は「いきなりは無理だと思うので、童謡とかを吹けたら」と少し控えめなコメント。リズム感については「ないんですよね」と素直に述べた。

周囲の知人にミュージシャンはいないそうだが、演奏できる男性については「魅力的ですね」とし、「今年こそは『良い人ができました』と報告できたら良いですけどね」とリップサービスも。しかし、好きな人は「いません」とのこと。

平昌五輪については「沢山メダルを獲って盛り上げて、夏季に繋げてほしいなと思います」とエールを送った。最後に吉田は記者からの無茶振りで、選手に向けてサックスを吹き、囲み取材を終えた。【取材・撮影=小池直也】
出典:livedoornews

初めてのサックス演奏