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世界最大のカニ「タカアシガニ」が楽器に!静岡県の演奏家が製作して話題に

日本近海の水深200~400メートルの深海に生息するタカアシガニ。大きいものだと体長が3メートルを超える世界最大のカニと言われている。そんな巨大なタカアシガニを楽器に変えてしまった静岡県の演奏家が話題となっている。

ニュースの概要

タカアシガニ漁が盛んな静岡県沼津市戸田で、そんなタカアシガニを食べるだけでなく、楽器にしてしまった音楽家がいる。
オーストラリアの民族楽器である「ディジュリドゥ」奏者の北川和樹さん(34)で、自ら製作した“新楽器”「タカアシガニリドゥ」を引っさげて地域のイベントなどで演奏を行い、まちのPRに一役買っている。(吉沢智美)
ディジュリドゥはオーストラリア先住民アボリジニに伝わる世界最古の金管楽器。元々はシロアリによって中身が食べられて空洞になった長さ140センチほどのユーカリの木を楽器にしていたとされ、吹き口につけた唇を振動させて独特の重低音を響かせる。
全文は引用元リンク(http://news.livedoor.com/article/detail/13987120/

演奏動画


ディジュリドゥとは?

ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器である。木製ではあるが発音原理から木管ではなく金管楽器に分類される。シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られる。複雑多岐に渡る演奏方法・使用目的がある。その名を出したり、楽器を見ることさえ禁じられている、特殊な儀礼に使われる特殊なディジュリドゥもある。
原材料のユーカリには数百種があり、その中でもシロアリが好んで食べるものは特定の数種に限られる。通常は自然の状態でシロアリに食べられたユーカリから作られる。アリの巣そのものにユーカリの木を刺し込んだり、少し穴の開いた木にシロアリを入れて口を塞いで強制的に食べさせるといった製法も存在している。

Wikipedia-ディジュリドゥ

タカアシガニとは?

足の長さまで含めると4メートル近くにもなり、世界最大のカニ。17世紀ドイツの博物学者ケンペルが、巨大なハサミを静岡県由比で見つけてヨーロッパに紹介したことは有名。

千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県などでは底曳き網、底刺し網などで取っている。徳島県、長崎県などでは春の彼岸の頃、ヒラメの刺し網にかかってくる。

ただし、やや水っぽいため漁業対象としているのは静岡県だけ、県東部にある沼津市戸田などでは観光資源として重要なものとなっている。

また静岡県では甲羅に恐ろしい顔を描き魔除けとして飾る習慣がある。

引用:市場魚貝類図鑑